カナディアンセーター カンパニー
(CANADIAN SWEATER COMPANY)


HAND MADE IN CANADA
100%PURE VIRGIN WOOL

◎100%の天然繊維だけを使い、熟練されたニッターたちにより編み上げる。

カナディアンセーターカンパニー(Canadian Sweater Company)は、1977年にカウチンセーターの本場カナダのブリ ティッシュ・コロンビア州にあるバンクーバー島で創業したカウチンセーターを作り続けるカナダ有数のメーカーです。カナディアン固有の文化、神話、伝統から生まれたユニークな作風が特徴で、2009年にカナダ・バンクーバーで開催された冬期オリンピックで、カナダ代表選手のユニフォームのセーターを手掛けました。

羊毛で編まれたカウチンセーターは本来狩猟や漁業の時に着用されていたもので、厚地で丈夫に作られており、撥水性と防寒性が高いのが特徴です。 その編み物の技術は19世紀初頭にスコットランド人からカウチン族に伝えられたものが基本となり、新しいコンテンポラリーなデザインとディテールを生みだしています。

カナディアンセーターカンパニーは「長い年月の経過に耐えうる天然の素材を使用した良質の衣類を作る」という信念のもと、創業以来、カナダの自社工場でハンドニット(手編み)に拘り続けています。厳選された上質なバージンウールのカウチンヤーンには、カナディアンヤーン(CANADIAN YARN)、ヘリテージヤーン(HERITAGE YARN)、アイスランディクヤーン(ICELANDIC YARN)、クラシックヤーン(CLASSIC YARN)、ヴィンテージヤーン(VINTAGE YARN)など、このブランド独自のものがあります。カナディアンヤーン(6プライヤーン)または、ヘリテージヤーン(シングルプライヤーン)を使用しているのが、カウチンセーターのスタンダードモデルとなります。

ヘリテージモデルは、カナディアンセーターカンパニーが採用している無染色、無脱色のヤーン(手紡ぎの糸)で編み上げたカウチンセーターです。赤や青の羊を見たことがないと思うのでわかると思いますが、市場で販売されているカウチンセーターの殆どは染色や脱色された毛糸で編み上げられています。このヘリテージモデルのカウチンセーターは、化学薬品や染料を一切使用していない毛糸を使用しているため、グレー、ダークブラウン、ナチュラルの3色となり、羊毛本来の自然な色味で編み上がっています。また紡ぎ糸は、全て職人の手による昔ながらの手法で紡いでいて、撚(よ)りがゆるく、ボリューム感があります。最も太いクラシカルなシングルプライヤーンの毛糸は、ふわっとした毛羽立ちがあるのが特徴です。また耐久性にも優れ、ウールに含まれる天然油分をより多く含むため、雨天時に水を弾くのに役立ちます。